浜松　女性ＦＰ「ＹＵＫＯの部屋」

　ついに、父子家庭にも児童扶養手当が支給されることが
決まりました

　これまで、長い期間、父子家庭のパパが、国に訴えてきた
事がやっと実現したわけです

　昔は、「男は女と違って、離婚して子供を引き取っても
生活に困ることは無い」という風潮がありました。
　もちろん、収入の面でも、年功序列・終身雇用・高景気と
いい時代だったこともあります。
　女性は、結婚すると家事と育児が当たり前という時代でした。

　ところが、今は違います。
逆に、女性も総合職で、バリバリ男性以上に収入を得ている方も
多いし、男性でも、パートや契約社員で年収が少ない・・・と
いう方も大勢いらっしゃいます。

　特に、離婚して子供を引き取ると、保育園のお迎えや、食事の
支度、洗濯など、全てをこなさなければならないということで、
遅くまで仕事できない状況に追い込まれます。

　結果、契約社員であっても断られたり、やむなくパートで・・・
といった具合になるようです。

　具体的に、「父子家庭の児童扶養手当」の支給額ですが、収入に
よって変わりますが、例えば、年収１３０万未満で子供１人の場合は
月４１，７２０円が支給されます。（年３回の支給）

　この児童手当が、どれだけ助かるか。
　本当に大きいと思います。

４１，７２０円　×　１２カ月　＝　５００，６４０円　←年間受給額

　大切な子供達を、のびのび育てられること、出来るだけ経済的な
理由で希望する教育が受けられないということがないような社会に
なって欲しいと思います。

　「こども手当」も来月から支給されますが、是非、手当の遣い道を
無駄にしないで欲しいなぁと思います。

　１万円も毎月１０年積み立てると、１２０万円になりますよ～