あいまいな回答は危険

FPYUKO

2012年02月11日 18:43


 先日、他県の後輩FPのKより電話がありました

『YUKOさん、すみません、お客さんが住宅ローンの件で相談してきたんですが、分からないんで教えてくれますか~?』

少し慌てている様子でしたが、聞いてあげることに。

その内容は・・・・・

★3年固定金利がもうすぐ満了

★変動金利であれば2.475%

★引き続き3年固定だとすると2.70%

さて、どれを選んだらいいでしょうか

という内容。


私の答えは

『どちらも選ばず、可能であれば借換えすべし』

金利を聞いて、どの銀行か、大体察しはつきましたが、どれも「高い!」

大体変動が2.475%とは、優遇金利は無いのか??という感じです

3年固定にしても、この辺の10年固定よりも高い・・・・・・


その点を伝えると

K『借換えって???』

KさんはFPではありますが、住宅ローンについてはよく分からないようで、説明すると多くの時間を要してしまいます・・・・・
が、可能な限り説明しました。


『お客様には、不安を与えるだけになってしまうかもしれないから、あいまいな回答はダメだよ~』

と伝えました。


知識が無いもしくは、不足していると、説明が「伝言ゲーム」状態になってしまって、お客様の理解度は不満足で終わってしまう確率が高いのです。
ですから、あいまいな回答は絶対にしてはいけません。

無料だから・・・・という問題ではないので、プロとして十分気をつけないといけません。

あとあとクレーム処理で泣くことになります。

最近言われている「タダより怖いものは無い」

ホントそう思います。

一番いいのは近くの住宅ローンを熟知したFPかMPに相談することをお勧めすること。

Kさん、その辺のところ、気をつけてね






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