あいまいな回答は危険
先日、他県の後輩FPのKより電話がありました
『YUKOさん、すみません、お客さんが住宅ローンの件で相談してきたんですが、分からないんで教えてくれますか~?』
少し慌てている様子でしたが、聞いてあげることに。
その内容は・・・・・
★3年固定金利がもうすぐ満了
★変動金利であれば2.475%
★引き続き3年固定だとすると2.70%
さて、どれを選んだらいいでしょうか
という内容。
私の答えは
『どちらも選ばず、可能であれば借換えすべし』
金利を聞いて、どの銀行か、大体察しはつきましたが、どれも「高い!」
大体変動が2.475%とは、優遇金利は無いのか??という感じです
3年固定にしても、この辺の10年固定よりも高い・・・・・・
その点を伝えると
K『借換えって???』
KさんはFPではありますが、住宅ローンについてはよく分からないようで、説明すると多くの時間を要してしまいます・・・・・
が、可能な限り説明しました。
『お客様には、不安を与えるだけになってしまうかもしれないから、あいまいな回答はダメだよ~』
と伝えました。
知識が無いもしくは、不足していると、説明が「伝言ゲーム」状態になってしまって、お客様の理解度は不満足で終わってしまう確率が高いのです。
ですから、あいまいな回答は絶対にしてはいけません。
無料だから・・・・という問題ではないので、プロとして十分気をつけないといけません。
あとあとクレーム処理で泣くことになります。
最近言われている「タダより怖いものは無い」
ホントそう思います。
一番いいのは近くの住宅ローンを熟知したFPかMPに相談することをお勧めすること。
Kさん、その辺のところ、気をつけてね
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